2軸シャーシ、3軸シャーシの違い、注意点について解説します。

2軸、3軸の特徴とは国内輸送
  • 2軸と3軸ってどう違うの?
  • 費用は違うの?
  • どちらのシャーシが多いの?

ドレージ手配する際に、特にフォワーダー、通関業者の人々は、業務の中で、2軸シャーシ、3軸シャーシのどちらで手配するか迷うケースがあると思います。

今回はそれぞれの違い、注意点について解説します。

シャーシとは

シャーシとは、フランス語を語源とし、châssisと書き、英語では同じくchassisと書かれます。

日本語に訳すとフレーム、骨組みとなりますが、海上コンテナ車両に関しては、
コンテナを乗せる車両部分の事を指します。

2軸シャーシとは

シャーシ部分の後輪のタイヤ部分の軸が2本あるものを2軸シャーシと言います。

3軸シャーシとは

後輪部分の軸が2本ある2軸に対し、3本の軸があるものを3軸シャーシと言います。

2軸/3軸の積載重量について

2軸・3軸の積載重量に関しては以下のようになっております。

コンテナ種類20FT40FT40HC
2軸(KG)20,32024,00024,000
3軸(KG)24,00030,48030,480

2軸、3軸ともそれぞれ上記のように道路交通法により最大積載重量が定めれてます。
また積載重量に関しては以下の注意が必要です。

最大積載重量はコンテナの自重込みの重量
上記表の最大積載量はコンテナ自身の重さ(自重)込みの重量となっております。
ですので貨物自体の最大積載重量は上記表の重量よりコンテナ自重を差し引いた重量の積載となります。

コンテナの自重はおおよそ以下となっております。

コンテナ種類20FT40FT40HC
コンテナ自重(kg)約2,200~2,4003,700~3,9003,800~4,000
※製造メーカー、部品、修理の有無で数十キロ程度の誤差があります。

貨物最大積載量よりコンテナ自重を差し引いた重量が貨物の実重量の目安となります。
おおよそ以下の貨物の実重量前後の場合は3軸利用の目安にして頂ければと思います。

コンテナ種類20FT40FT40HC
3軸利用目安(kg)18,000前後20,000前後20,000前後
※輸入する際に各コンテナの重量はわかりませんので、上記に満たない重量の場合でも、
 余裕を持って3軸を利用する場合もございます。

費用について

一般的には3軸シャーシの方が費用が高くなっております。
運送会社、地域等のよっても違いはあるかと思いますが、3軸シャーシ利用の場合、
2軸シャーシより¥5,000~¥10,000程度割高になる傾向があります。

保有台数について

3軸シャーシは2軸シャーシに比べて保有台数、保有業者が少ないです。
ですのでドレー手配も2軸に比べると手配がしにくい場合がありますので、
ドレー手配する場合は早めの確認が必要です。

よくある3軸利用の貨物一覧

3軸利用となる貨物は比較的限定されております。
過去の経験で比較的3軸利用が多い貨物をご案内します。

よく3軸を利用する貨物一例

・原料、鉄製品、産業機械、陶器、タイル、食品系(液体、缶詰等)、バッテリー関係等

貨物自体の大きさ、一度に積載する量にもよりますので、一概には言えませんが、
上記の貨物の場合、3軸を利用する可能性がありますので、注意が必要です。

まとめ

シャーシ
タイプ
2軸3軸
重量物3軸より劣る2軸より重い貨物積載可
費用3軸より安い高い
保有数多い少ない

輸出入者の方は貨物の重量がある場合、3軸利用=料金が高くなり、ドレーも取りにくい場合がありますので、注意しましょう。


フォワーダーや通関業者は荷主より重量物のドレージ依頼があった際は3軸該当貨物がどうか注意しましょう。

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