JR輸送を活用して、SDGsへの取り組み、安定納品を実現しよう

JR輸送のメリット、トラックとの違いとは?国内輸送
  • JR輸送ってトラックとどう違うの?
  • JR輸送は時間がかかるの?
  • トラックと比べたら費用はどれくらいなの?

昨今は国内のトラック業界はドライバー不足問題等で運送危機が叫ばれている中、近年注目されているのJRでの鉄道輸送です。今回はJR輸送について、解説します。

JR鉄道輸送とは

街中でこのようなコンテナを見かけた事はないでしょうか?

日本国内の輸送に関してはトラックでの輸送が主でしたが、近年はトラックのドライバー不足、労務管理の厳格化により、特に長距離での輸送は手段が限られてきてます。
そこで近年注目されているのが鉄道専用のコンテナを利用したJRの鉄道輸送です。

JR鉄道輸送のメリット

JR輸送のメリットとしては以下の5点があげられます。

  1. 定時運行
  2. 全国に配送が可能
  3. 納品先によってはトラックと比べてコストが安くなる可能性がある
  4. CO2削減
  5. 初回のトライアルは補助金が出る
定時運行
電車の時刻が決まっているように、貨物の鉄道輸送も時刻が決まっております。悪天候等がない限り、正確なダイヤで運行します。

トラックは当日の道路の渋滞状況によっては遅れる場合もありますが、JR輸送の場合は時刻が決まってますので、安定的な輸送が可能です。
全国に配送が可能
トラックの長距離輸送は、近年は労務管理の厳格化により輸送可能な業者が少なくなってきてます。
JRの輸送は積み地のトラック会社は最寄りの貨物駅まで輸送、納品先のトラック会社は最寄りの貨物駅から納品先までと、貨物駅があるところあれば全国に配送が可能です。
納品先によってはトラックと比べてコストが安くなる可能性がある
特に長距離の場合は、トラックの輸送コストは上がっており、距離によってはJRの方が安くなるケースもでてきております。
手配する業者により金額は変わるので一概には言えませんが、700KM-800KM以上(福岡-名古屋間くらい)への納品がある場合はJR輸送を検討してみるのもいいかもしれません。
CO2削減
トラック輸送と比べて大幅なCO2の削減が可能です。
営業用トラックの約13分の1削減できるようですります。
またSDGsに取り組む事により、企業のイメージアップにつながる可能性もあります。
h氏
h氏

CO2削減の詳しい条件は下記JR貨物HPをご参照ください。

参考URL:JR貨物HPより(https://www.jrfreight.co.jp/modalshift/)

初回のトライアルは補助金が出る
初回輸送分は輸送費の8割に補助金が出ます。期限、予算は決まっているものの、基本的には毎年出しているようですので、詳しくは以下全国通運のHPより確認ください。
h氏
h氏

参考URL:全国通運連盟HPより(http://www.t-renmei.or.jp/reference/leaflet/index.html)

JR鉄道輸送の注意点

今後需要が増えそうなJR輸送ですが、以下3点の注意点もございます。

  1. 近距離輸送のはコストが合わない
  2. コンテナの種類が限られている
  3. リードタイムが長くなる可能性がある
近距離輸送のはコストが合わない
コストを考えるとメリットがでるのは主に長距離での輸送となりますので、近距離の場合は、トラック輸送の方が安く、運賃の優位性は少ない可能性があります。
コンテナの種類が限られている
コンテナの種類としては12FT/20FT/31FT等がございます。
一番主要なコンテナサイズは冒頭の写真でも触れたよく目にする12FT(いわいるゴトコン)ですが、20FT/31FTは在庫が少なかったり、貨物駅によっては取り扱いができない場合もありますので事前に確認が必要です。

物量が多い場合でも、在庫状況により12FTでの輸送になる可能性がある為、コストが高くなる可能性があります。
リードタイムが長くなる可能性がある
時刻に則り運行してますので、当日の締め切り時間に間に合わない場合、次のスケジュールになる等、トラックに比べると少し時間の融通が利きにくい場合があります。

JR鉄道輸送のリードタイム

私が福岡在住の為、参考までに福岡貨物ターミナル発の各地域までのJR輸送のリードタイムをご案内します。

[福岡貨物ターミナル発の場合]

  • 大阪:約10時間
  • 名古屋:約15時間
  • 東京:約18時間
  • 仙台:約30時間
  • 札幌:約50時間

※接続のスケジュールにより若干の誤差はありますので、参考程度にご覧ください。

まとめ

輸送種類JR輸送トラック輸送
費用短距離は高くなる可能性あり
長距離は安くなる可能性高い
短距離は安い
長距離は高くなる可能性高い
リードタイムトラックに比べると少し長くなるJR輸送より時間に融通が利く
CO2大幅削減可排出多い
貨物積載量限定される物量に合わせてトラックサイズ変更可

トラック業界は原油価格の高騰により、今後燃油サーチャージの導入を検討、また2024年問題による時間外労働の規制により、今後更なる運送費用上昇が懸念されております。

その中でJR輸送は、安定納期、安定的なコスト、環境への取り組みによる企業価値の向上等が期待でき、今後も増えていく可能性が高い輸送方法といえるでしょう。

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