一括搬入と個別搬入の違い、注意点を理解しよう

一括搬入、個別搬入の違いとは?通関
  • 一括搬入と個別搬入の違いは何?
  • 費用は発生するの?

コンテナ輸入をする際の特に急ぎ貨物がある場合、一度は耳にする用語の一括搬入と個別搬入。今回は一括搬入と個別搬入の違い、個別搬入の利用の際の注意点ついて解説します。

一括搬入とは

船が入港し、荷役後に船社は船積みデータを税関に送信しますが、全てのコンテナの荷揚げが完了して、まとめて税関に船積みデータを送信することを一括搬入と言います。税関へのデータの送信が完了次第、輸入通関申告に入る事ができるようになります。

基本は入港日の翌営業日(土、日、祝日除く)であることが多いです。(船社、港によって違いあり)船が入港したからといって入港当日に通関・貨物を引き取れるわけではないので注意が必要です。

個別搬入とは

一括搬入を待たずに、自分たちのコンテナを個別で税関にデータを送信することを個別搬入と言います。これにより、一括搬入時と比べて早く通関申告・貨物引き取りが可能になります。

個別搬入の注意点

一見貨物の引き取りが早くできる個別搬入ですが、以下の4点に関しては注意が必要です。

  1. 入港時間によっては個別搬入を行わない場合がある
  2. ドレージのキャンセル費用が発生する可能性がある
  3. 船会社によっては個別搬入を行わない
  4. 有料である
入港時間によっては個別搬入を行わない場合がある
基本的に一括搬入のタイミングは入港日の翌営業日である事が多いです。

(搬入タイミングの例)

  • 土、日入港の場合→月曜日に一括搬入
  • 平日(月~木)の夕方に入港の場合→翌日の金曜日に一括搬入

本船の入港時間によっては個別搬入を行わないケースもあるので注意が必要です。
※上記あくまで基本的なスケジュールで、港状況等により翌営業日に一括搬入が上がらない場合もあります。

ドレージのキャンセル費用が発生する可能性がある
昨今は海上コンテナのドライバー不足により、入港日の1週間前にドレージを手配する事も少なくありません。
個別搬入のするしないの判断は入港日の1-2日前くらいにしか分からない事が多いです。

上記①のように個別搬入が行われない場合もありますので、ドレージを個別搬入に合わせて手配した場合でも、入港タイミングによって個別搬入を行わないケースがありますので、その場合ドレージのキャンセル料金が発生しますので注意が必要です。
船会社によっては個別搬入を行わない
船社によって個別搬入を行わない船社もありますので、事前に確認が必要です。
有料である
個別搬入を利用する場合は有料であることが多いです。大幅に船が遅延した場合等、無料で個別搬入を行ってくれる船社もありますが、基本的には料金が発生するという認識が必要です。

まとめ

搬入種類一括搬入個別搬入
貨物引き取り時間個別に比べると遅くなる早くなる可能性ある
費用発生しない基本は有料
船社による違いなし一部対応しない船社もあり
リスクなしドレーキャンセル発生する可能性あり

個別搬入は貨物が早く引き取れる場合もありますが、本船入港タイミングによっては個別搬入が行われず、ドレージのキャンセル代だけ発生してしまうケースもありますので、あくまで本当に急ぎ貨物がある場合の最終手段としての認識をもっておく事が必要です。

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