HDSサービスとは?個別搬入との違いを理解しよう

HDSのメリット、個別搬入との違いとは?海上輸送
  • HDSサービスってなに?
  • 個別搬入とどう違うの?
  • 費用はどのくらいするの?

中国→日本向けの輸入で少しでも早く貨物を引き取りたい時に使われるHDSというサービスがあります。今回はHDSの特徴、個別搬入との違い、利用に辺り注意点を解説していきます。

HDSとは

HOT DELIVERY SERVICE(ホットデリバリーサービス)の略で、コンテナ船におけるコンテナの積み付け位置を先に荷役のしやすい上部に積むことでコンテナ荷役・引き取りを早くするサービスを言います。

コンテナの積み付け位置が重要な為、積み地側でのシッパーからのブッキング時にHDSをつける旨を連絡する必要があります。

またコンテナ船ではなく、上海からのフェリー船ではスーパーHDSと言って、HDSより更に早く貨物をできるサービスもあります。

HDSのサービス航路は限定的

昨今の遅延状況により非常に便利であるHDSですが、サービスのある船社・航路は中国の一部港となっており非常に限定的となっております。

該当積み地:上海、青島等
該当揚げ地:日本主要港(東京・横浜・名古屋・大阪・神戸・門司・博多)が中心
該当船社:SJJ/SITC/HASCO/COSCO/CCL等

※船社によりサービス行ってない揚げ地もある為、利用の際は事前確認が必要です。

HDSと個別搬入の違い

よくWEBサイトでHDS=個別搬入という説明がありますが、意味合いは似てますが、同じものではございません。

個別搬入は積み地や船社問わずサービスを行ってますが、HDSは上記説明の通り、一部航路・船社のサービスになるので注意が必要です。

HDSの費用は?

船社・航路によって異なりますが、¥15,000~¥20,000/TEU辺りの金額となっているようです。

HDS利用の注意点

昨今の納期遅れに便利なHDSですが、利用に関しては以下3点の注意が必要です。

  1. 船が遅延した場合はキャンセルとなる。
  2. ドレーのキャンセルに注意
  3. 積み地側で申し込みをする
船が遅延した場合はHDSはキャンセルとなる。
HDSは基本的には船が予定通り入港した場合に行うサービスとなります。
ですので船が遅れた場合はHDSは行われず、一括搬入 で上がる事となります。

もちろんキャンセルされた場合はHDSの費用は発生しません。
ドレーのキャンセルに注意
①のようにHDSがキャンセルになった場合、通常の一括搬入での搬入となります。
HDSありきでドレーを手配していた場合は、再度ドレーの手配をし直す必要があります。

その際にドレーのキャンセル費用が発生する場合がありますので、注意が必要です。
積み地側で申し込みをする
最初のHDSの説明で述べましたが、HDSはコンテナの積み付け位置が重要となりますので、
ブッキングの際に申し込む必要があります。

出港後に貨物が急ぎになった為、HDSを追加する事は基本はできないので注意が必要です。

まとめ

搬入種類HDS個別搬入
引き取り速さ個別搬入より更に早い早くできる場合あり
費用高い発生するも比較的安い
対応積み地・揚げ地限定的積み地・揚げ地問わず
対応船社限定的ほぼすべて船社で対応可

HDSを利用する事により、納品時間を早める事ができる場合があります。しかし昨今の船の遅延状況により最近ではキャンセルされる事も多いので注意しましょう。

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