混載便とチャーター便の違いを理解しよう

チャーター便、混載便の違いとは?国内輸送
  • 混載便とチャーター便ってどう違うの?
  • どちらで手配した方がいいの?
  • 使い分け方を教えて!

貿易の輸出入の際の、海上輸送・エアー輸送の前後に国内でのトラック輸送が必要となります。
その場合、トラックをチャーター便にするか、混載便を手配するかを決める必要があります。
今回は混載便とチャーター便の違いと注意点を解説します。

混載便とは

複数の荷主の貨物を1台のトラックでまとめて輸送する方法を言います。

混載便のメリット

混載便利用の最大のメリットは以下となります。

料金が安い
貨物が少量の場合、チャーター便を選ぶと費用が高くなってしまいますが、混載便の場合、他社の貨物と混載して貨物を運びますので、その分料金が安くなります。

混載便の注意点

混載便の利用は主に以下の4点があげられます。

  1. 時間指定ができない
  2. 貨物条件によっては運べない場合があり
  3. 貨物の破損リスクが高まる。
  4. 遠方では対応できない場合があり。
時間指定ができない
複数の荷主の荷物をまとめて運ぶので、運ぶルート、時間等は運送業者に一任されます。場合によっては午前/午後くらいの指定はできますが、時間の指定は基本的には難しいです
貨物の条件によっては運べない場合があり
他社の貨物と合積みをするので、大きさ・重量・サイズ・種類によっては運べない場合があります。当日の貨物積載状況や運送業者によって変わるかと思いますが、

・適用重量:1,000KG以上
・一辺の長さ:1.5M以上
・パレット積載の場合:3パレット以上

上記条件前後に当てはまる場合、事前に確認をした方が無難です。
h氏
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トラックの適用重量の計算は以下の記事で解説してますので、そちらをご参照ください。参考記事:実重量と容積重量の違いを理解しよう

貨物の破損リスクが高まる
混載便は他社の貨物と合積みになるので、自分たちの貨物の上に他社の貨物が載る場合もありますので、チャーターに比べると貨物の破損リスクが高まります。
遠方では対応できない場合がある。
混載便は複数の荷主の貨物を集めてサービスを行います。遠方の場合(特に地方向け)、貨物が集まらない事もある為、手配自体ができない場合がありますので、事前に確認が必要です。

また遠方の場合、一度中継地点で積み替えする事もあり、日数が更にかかる場合もあります。

チャーター便とは

トラックを1台丸ごと貸切って自分たちの貨物だけを輸送する方法を言います。
トラックに限らず、船、飛行機等でも同様に使われます。

チャーター便のメリット

  1. 時間の指定が可能
  2. 大量の貨物の輸送が可能
時間の指定が可能
チャーター便は自分たちの貨物しか積載されてないので、納品時間を自由に設定がが可能です。
自社の倉庫ではなくお客様の倉庫に納品する場合は、時間を指定される事が多い為、チャーター便を利用する事により時間指定が可能となります。
大量の貨物の輸送が可能
チャーター便は貨物の重量・容量に合わせてトラックを手配できます。

一般的に、2Tトラック、4Tトラック、10Tトラック等がありますので、貨物の物量に合わせて手配する事が可能です。

チャーター便の注意点

  1. 少量の場合は料金が割高になる。
  2. 時間指定には注意
少量の場合は料金が割高になる。
チャーターの場合はいくら積んでも、物量が少なくても同額の料金となります。
物量が少ない場合、割高になってしまう可能性があります。
時間指定には注意
時間指定はできるものの、納品時間には注意が必要です。
一般的にAM9:00~AM10:00頃までの貨物は、宵積み(よいづみ)しますので、当日一番目の仕事であることが多く、比較的遅れる事がなく納品ができます。

それ以降の仕事はその日の2本目の仕事の可能性があります。その為、10時以降の納品の場合、1本目の仕事状況により、納品時間が遅れる可能性があります。
また10時以降の納品時間や遠方の場合は高速代を徴収する運送会社もありますので、事前に確認が必要です。

今後のトラック業界の問題点

昨今の原油価格の上昇により、各運送会社の経営が圧迫されております。
以下URLには全日本トラック団体のHPに国土交通省との連名で、
運賃とは別に燃油サーチャージを徴収する旨を言及されてます。
参考URL:全日本トラック協会HPより(https://jta.or.jp/lp/surcharge2022/

また運送業界で問題になっているのが2024年問題です。
働き方改革関連法により、2024年4月1日からトラックドライバーに適用される時間外労働の上限が960時間に規制される事により、運送会社の負担が大幅に増加されると言われております。

チェックポイント

現在も原油高で利益を圧迫している運送業者が多い中、更に2024年問題により、今後荷主への転嫁(値上げ)が進んでいくと思われます。

まとめ

タイプ混載便チャーター便
積載量限られる物量に応じて可能
料金少量であれば安いトラックサイズによって高くなる
リードタイム少し長くなる時間指定可能

混載便とチャーター便の二つの特性を理解し、納期、料金を考慮し最適な輸送方法を選びましょう。

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